日本銀行と日の丸国旗
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 欧米など主要国は一斉に金融緩和を強化、日銀は「次の一手」としてマイナス金利の深掘りも視野に入れている。

 2016年に始まったマイナス金利政策だが、実際は金融機関の日銀当座預金残高のうちマイナス0.1%の付利が適用されているのは全体の5%にすぎない。

 これまでは効果も“副作用”も限定的だったが、マイナス金利の「深掘り」はどういう効果をもたらすのだろうか。

導入から3年半余り
金利低下、融資増を狙う

 日銀は2016年1月の金融政策決定会合で、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決めた。

 金融機関は、保有する預金の一定比率以上を、積み期間(当月16日から翌月15日)中に、準備預金として日銀当座預金に預け入れるよう義務付けられている。