第4位 広陵高(広島県) 66人

 第4位は、一昨年夏の甲子園で準優勝した広陵高。今年の指名はなかったが、昨年には1人プロ入りしている。

 同校もやはり戦前からの名門だが、プロ入りに関しては平成以降の方が勢いがある。中村奨成(広島)はじめ、21世紀以降だけで7人がドラフト1巡目で指名されるなど、中井哲之監督の育成力には定評がある。OBは広島が多く、現役では野村祐輔(広島)、有原航平(日本ハム)など。

不祥事で監督と部長が退任も
短期間で多くのプロを輩出した学校

第3位 横浜高(神奈川県) 67人

 ここまで紹介した高校が、戦前からプロに人材を送り込んでいるのに対し、横浜高は戦後に創部した学校で、当然プロ入りしたのもすべて戦後。しかも、この67人のほとんどは渡辺元智前監督が育てた選手で、渡辺監督はおそらく日本で最も多くのプロ野球選手を育てた監督であろう。愛甲猛(ロッテ)、松坂大輔(ソフトバンク)など、高校野球史に名を残す選手も多い。

 昨年も2人プロ入りするなど、渡辺監督交代以後も引き続きプロ入り選手が出ていたが、先日監督と部長が共に不祥事で退任。今年は及川雅貴が阪神3巡目、樋口龍之介(横浜高→立正大→BCL新潟)が日本ハム育成2巡目で指名されたが、今後の動向が注目される。

第2位 中京大中京高(愛知県) 77人

 第2位は中京大中京高。戦前から戦後にかけては中京商、昭和後半は中京高、平成以降は中京大中京高と、校名は変化しつつも、常に高校球界のトップに近い位置に存在し続けている。

 甲子園での春夏合わせた優勝11回や、通算133勝などは断トツの1位だが、プロ選手の数は第2位。実は、プロ入り人数でもしばらくトップを走っていたが、平成以降のプロ入りはあまり多くなく、トップの座を譲り渡してしまったのだ。現役では楽天の嶋基宏や、広島の堂林翔太、阪神の伊藤隼太らがOB。