女性30代~40代で、多くの人が経験する「今まで似合っていたものが似合わなくなる問題」。カジュアルな服を着るとパジャマに見えたり、スーツやワンピを着ると参観日のお母さんに見えたりして、なんだかちぐはぐな感じに…。

 実はそれ、服のせいではなく、髪型とメイクを若い頃から更新していないからかもしれません。

 3ヵ月待ちの、マンツーマン美容コーチング+ヘアメイクレッスン「ビューティチェンジ」で1000人の女性の変身をお手伝いしてきた姉妹ユニットの姉・山口直美さん(ヘアメイクアップアーティスト)と妹のeriさん(メンタルコーチ)の初の著書「激変!ビフォア・アフター-今のあなたを最も美しく魅せるヘアとメイクの法則」から、大人女性を激変させる、目からウロコの髪型とメイクの法則をご紹介します。

ファンデは塗れば塗るほど古い顔になる

左:ファンデは頬の広い部分を中心に水にぬらしてしぼったスポンジでポンポンと叩き込んで塗布。叩き込めば叩き込むほどツヤが出る。右:顔の側面には塗らないが最後はフェイスラインをぼかす。
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 同窓会に行くと、友達の白塗りが気になることはありませんか?
「人の振り見てわが振り直せ」ではありませんが、「きれいに見せたい」と思って気合いが入ると、ついやりがちなのが、こってり厚塗りメイクです。でもこれは、とても古い印象を与えてしまいます。

 ファンデーションは塗れば塗るほど古い顔になるのです。ビューティチェンジメイクでは、ファンデは全顔には塗りません。最低限必要なところにだけ塗るのです。順を追って説明しましょう。

 そもそも顔には、前面と側面があります。前面の幅は、左右の目尻から目尻までの範囲です。その外側、目尻からこめかみは側面と考えてください。顔を立体的に捉え、前は光が当たり、横は影になる、ということを意識してベースメイクをしていきます。

 使う化粧品のSPF値にもよるのですが、まずは日焼け止めを全顔に塗ります。特に側面は日焼け止めしか塗らない可能性が高いので、日焼け防止のためにしっかり塗布してください。

 そして次にコントロールカラーです。コントロールカラーはさざまな種類がありますが、赤みを抑えたい、色ムラを補整したいなど、あなたのお肌の悩みや特徴に合わせて選びましょう。このコントロールカラーを頰の広いところを中心に丁寧に塗り、シミやクマの上にはコンシーラーをのせていきます。

 そうしたら、ここで一旦鏡を見てみましょう。「あれ、ファンデ塗ってないのに案外きれいになっている!」と思うはずです。最後はいよいよファンデの出番ですが、主に顔の前面を中心に足りないと思う箇所(頰、鼻、おでこ、顎先など)に水を含ませて絞ったスポンジで軽く叩き込むだけでOKです。

 ちなみに、ファンデの色は、すでに肌のトーンが整っているのでほとんどの方が標準色で大丈夫です(自分で色白だと思う方は標準色より一段明るい色でも構いません)。

 基本的には顔の前面の一部にしか塗らないので、ファンデーションの使用量はごくわずかです。ですから、夕方になってもメイクがよれたり、汚らしく崩れたりする心配もほとんどないのです。本書では、ファンデーションよりコントロールカラーやコンシーラーをより丁寧に使うべきだと解説しています。