呼吸することで助けが現れます
騒音によって緊急事態に投げ込まれたり、呼吸できなくなったら、意識して呼吸するようにしてください。
騒音やエネルギーの不調和で混乱したら、不安の中でよろよろと進むよりも、一歩後退して十分に息を吐きましょう。そして、ゆっくりと息を吸い込んで、邪魔ものは何かを観察してください。
ただし、自分に影響を及ぼさせないようにしてください。大きな声で、こう言いましょう。
「緊急事態は存在するかもしれないけれど、それは自分の緊急事態ではありません」
そして、再び十分に息を吐いてから、深く息を吸いましょう。
最初に息を吐き出すのは、肺の中にあるよどんだ空気を空っぽにするほどに深い呼吸ができ、リラックスできるようになるからです。
実際、緊急事態に直面したら、恐怖感でやみくもに反応してしまう前に、呼吸することが重要です。
呼吸することで、適切な決断ができ、地に足を着け、理性的でいられます。そして、自分の直面している問題を論理的に考えることができるのです。
予期せぬ出来事に備えましょう
恐怖感は、未知のものに端を発しています。ですから、できるだけ多くの起こりうる事態に備えておいて、先手を打つようにしてください。そうすれば、予期せぬことが起きても、落ち着いて集中した状態でいられるでしょう。
クライアントからの苦情電話を恐れているなら、それを待つのではなく、自分が落ち着いて地に足が着いていると感じられたときに、自分のほうから電話をかけてください。
大切なのは、あなたの人生の平和と流れを確実なものとするために、前もって行動を起こすことです。
準備は、潜在的な攻撃に対する最善の策です。「つねに備えよ」というモットーに従ってください。
愛と恐れの波動の違いに気づきましょう。
愛は、心を広げ、リラックスさせ、開かせます。
恐れは、心拍を高め、胸部を収縮させ、神経組織をかき乱し、人生を暗くして、よくないことが起こりそうだと思わせるでしょう。
ゆっくり呼吸して、恐れの波動を断ち切ってください。
深くゆっくりとした呼吸は、他のどんな方法よりも、体の中の恐怖や不安を減らします。
次に、あなたの人生を改めて見直すための一連の質問と、ネガティブなエネルギーを避け、問題が起こる前に回避できるようになるトレーニングを紹介します。