米スポーツ用品大手アンダーアーマーの元幹部は、2016年には強気の売り上げ目標を達成しようと躍起になっており、将来の四半期の業績を前倒しして、同社アパレル製品の需要鈍化を覆い隠していたと述べた。同社の会計処理は連邦政府当局の調査対象になっている。小売店に商品を前倒しで引き取ってもらい、直営店向けだった商品をディスカウントチェーン向けに変更することによって、各四半期の最後の数日で売り上げを計上していた。販売、物流、財務などを担当していた元幹部らが明らかにした。