15日の米国株式市場はダウ工業株30種平均が引けにかけて一段高となり、初めて2万8000ドルを超え、最高値を更新した。ダウ平均は米中協議や景気に関する最近の前向きなニュースを背景に、朝方から上昇した。この日は医療保険サービス大手ユナイテッドヘルス・グループ、日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、製薬大手ファイザーなどの上げが目立った。ダウ平均の終値は前日比222.93ドル(0.80%)高の2万8004.89ドル。S&P500種指数は23.83ポイント(0.77%)高の3120.46、ナスダック総合指数は61.81ポイント(0.73%)高の8540.83で取引を終えた。