12月12日の英総選挙を控え、ボリス・ジョンソン首相や野党・労働党のジェレミー・コービン党首らが18日、英産業連盟(CBI)の年次会合で、ブレグジットを巡る混乱に振り回されうんざりしている企業幹部に支持を訴えた。欧州連合(EU)からの離脱や国内経済の浮遊策について、党首らは全く異なる計画を提示した。ブレグジットは3年以上も前の国民投票で決まったが、実際に離脱したとしてもその後のEUと英国の関係を巡る交渉が控えているため、不透明感は続くとみられる。野党側は、ブレグジットの是非を問う国民投票を再度行うよう求めている。ジョンソン首相は、12月の総選挙で勝利し、保守党がブレグジット実現に向け議会で十分な議席を獲得することを期待している。
英首相ら、ブレグジット疲れのビジネス界に支持訴え
12月12日に英総選挙控え
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