NY証券取引所のトレーダーPhoto:Reuters

●強気相場が継続

 これまで米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを3回行い、景気後退は回避されてきた。米国と中国との貿易交渉が徐々に前進する中で、設備投資が景気を復活させ、押し上げる可能性がある。また時を同じくしてS&P500指数は史上最高値を更新した。

 この強気相場が2009年に始まって以来、その終えんを予測する声が聞かれてきた。2010年の欧州債務危機から始まり、2011年の米国の債務上限問題、中国の人民元の切り下げ、そして、2018年の利上げをきっかけとした株式相場の急落後も、弱気派は強気相場が終わったと述べてきたが、その度に市場は反発し、高値を更新してきた。