• マイクロソフトとソニー、2020年に新世代ゲーム機発売へ
先週、ゲームソフト銘柄にとって重要なイベントがあった。ソニー(6758)が次世代ゲーム機をプレイステーション5と名付け、2020年のホリデーシーズン前に発売すると発表したのだ。ゲーム機市場では同社の最大のライバルであるマイクロソフト(MSFT)が既に、プロジェクト・スカーレットというコードネームで開発中の次世代ゲーム機をやはり2020年ホリデーシーズン前に発売すると発表している。両社が次世代ゲーム機の2020年投入を目指していることはかなり前から予想されていたが、両社が発表したことで投資家は切望していた確信を得た。
新たなゲーム機の登場は、大きな株式リターンをもたらす5~8年間隔の新たなサイクルの始まりでもある。過去に主要なゲーム機が発売されたのは2000年、2005年、2013年。カウエンの計算によると、アクティビジョン・ブリザード(ATVI)、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(TTWO)、エレクトロニック・アーツ(EA)などのゲームソフト銘柄は、新世代ゲーム機が発売される前の12カ月間で市場を平均26%ポイント、アウトパフォームした。ジェフリーズのアナリスト、アレックス・ジャイモ氏が言うように、新しいゲーム機を購入した人が幾つかのゲームソフトを買うことは明らかだ。