• クラウドが法人向け事業から売上高を奪う• クラウドが法人向け事業から売上高を奪う今年のハイテク株は過去10年で最も好調だ。クラウド、人工知能(AI)やデータ分析への期待は高まっている。しかし、レガシーテック(従来型のハイテク企業)は熱狂から取り残されている。ネットワーク機器大手シスコシステムズ(CSCO)、IBM(IBM)、半導体大手インテル(INTC)、データベース・企業向けソフトウエア大手オラクル(ORCL)、ハードディスクドライブ(HDD)大手シーゲイト・テクノロジー(STX)、同業のウエスタン・デジタル(WDC)、事務機器大手ゼロックス・ホールディングス(XRX)、コンピューター機器大手HPインク(HPQ)、IT機器・サービス大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、依然として合計90万人の従業員を抱え、年間売上高は合計3630億ドル、時価総額は合計8400億ドルに上る。しかし、売上高は減少傾向にあり、来年の増収率は最も高いとみられるウエスタン・デジタルが4.4%増、最も低いとみられるゼロックスが4.7%減と予想されている。
【バロンズ】従来型ハイテク企業の未来
「レガシーテック」は次のマイクロソフトになれるか
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