頭痛がした私が、いつもより早く寝た日。ナノときなこが一緒に布団に入ってきてくれて、目が覚めたら頭痛が治っていたということがありました。
息子には、それは私がよく寝たせいだと言われましたが、私は絶対猫が治してくれたと思っています。なぜなら、猫が布団に入ってくることはありますが、2匹が同時に入ってくることはほとんどないので、そこに「特別」を感じました。
その時に描いたマンガが、こちらhttps://cat-nano.com/28/3969.htmlです。
本書を読んでいると、どこの国でも猫はブレないのだなぁ、と嬉しくなりました。
猫って本当に、そこにいるだけでいいんですよね。時々、鼻チューや頭でスリスリというご褒美をくれる。
それだけでいいんです。
ありのままでそこにいるだけで価値がある、それは猫だからであって、人間はそうはいかない。
今まではそんなふうに思っていましたが、この本を読んだ後は、なんだか人間も猫のような生き方で人生ハッピーになるんじゃないかと思えてきたから不思議です。
うちの猫たちも、寝たい時に寝て、甘えたい時に甘えてきます。
好きなことを自分のタイミングでやっています。
まず自分が心地よくなければ、何のために生きているのよ! という姿勢にほれぼれします。
この本でも「好きなことを好きな時に」と、ジギーが言っています。まず自分が幸せであることがみんなも幸せにする。そんなことにも猫は気づかせてくれます。
幸せってなんぞや? という壮大なテーマから、猫の食べ方なんていう、身近な「猫あるある」まで1冊に詰まっています。
そういえば、ナノはお腹いっぱいなら一粒のカリカリでも残すわ……と読んで思い至ったり(笑)。
ホント、猫って奥深い。猫は哲学って言われるのもわかりますね。
もっと楽しく快適に毎日過ごせたらいいな、幸せってなんだろな? なんて思っているあなたに是非読んでほしいです。