映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が興行収入にもたらすフォースは強い。だが前作までのシリーズ作品ほど強力ではない。米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーによる新3部作の最終章は米時間19日に公開される。暫定推計によると、米国とカナダでは今週末の興行収入が約2億ドル(約220億円)に達すると予想されている。これは前作「最後のジェダイ」が2017年の公開時に達成した2億2000万ドルをやや下回る。15年公開の「フォースの覚醒」は当時として記録的な2億4800万ドルという滑り出しだったが、最新作はそれに遠く及ばない見通しだ。スターウォーズのような宙を舞う大作のオープニング成績を予想するのは難しいが、「スカイウォーカーの夜明け」はクリスマスから新年にかけてホリデーシーズンの映画館を席巻するとみられている。19年に入ってこれまでの総興行収入は前年同期を5%余り下回っており、映画館側では年末の巻き返しに期待をかけている。
「スカイウォーカーの夜明け」初週興行収入は天に届かず?
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