例えば、スーパーで1斤百数十円~二百数十円くらいの食パンもあれば、1斤1000円近い値段の高級な食パンもある。

 時折、テレビやインターネットなどのメディアでも取り上げられるので、ご存じの方もおられるだろう。

 このような値が張る財・サービスが、なぜ売れるのか?

 そのビジネスモデルは、どのような仕組みなのか?

 その財・サービスを購入する人たちは、どのようなことを考え、それらを購入するのだろうか?

 今回はこの点を一緒に見ていこう。

どのような財・サービスであれば
売れるだろうか?

 まず、はじめの秘訣(ひけつ)、「値が張る財・サービスが、なぜ売れるのか?」だが、これは「財・サービスが売れるビジネスモデルを作り、きちんと利益も確保できているから」である。

 これは値が張る財・サービスに限ったことではなく、あらゆるビジネスに深く関わる重要なポイントでもある。

 私たちは営業として、どのような財・サービスであれば売れるだろうか?安価で良いものだろうか?デザインに優れているものか?最先端の技術を駆使したものなら、売れるだろうか?

 もちろん、これらは売れる財・サービスの十分条件かもしれない。

 だが、売れる財・サービスの絶対条件ではない。

 優秀なビジネスパーソンの方ならご存じのことなので大変恐縮だが、売れる財・サービスにとって、絶対に必要なものは、「客」だ。

「客」がいなければ、絶対に売り上げは計上できない。お金を支払ってくれる人がいないからだ。ビジネスとは、その財・サービスを買ってくれる人がいて初めて売り上げが立つ。