「金曜は好きなだけ飲んでいい代わりに、飲んだ杯数×10分のジョギングを、土日にする」などの目標も有効である。これまでカウントしたことでなかったであろう杯数を改めて数えることで、危機意識や自制の姿勢(「飲み過ぎるとジョギングが長引くから控えめにしておこう」)が芽生えるであろう。また、土日のジョギングを設けたことで「ビールを飲むという行為にはリスクが伴う」という認識がBさんへと徐々に浸透していく。

 こうした小目標の達成が習慣づけば、Bさんはかつてのように際限なくビールを浴びることはなくなるはずである。冬の冷たく澄んだ空気の中、自分のためにするジョギングはBさんに晴れやかな新年の実感をもたらすであろう。

 三日坊主が通例の新年の抱負ではあるが、取り組み方次第で実現可能な目標となりうる。とはいえ三日坊主の人間くささも好ましく、あながち悪いものでもない。

 今年は東京オリンピックがあり、令和が始まったばかりで、2020年代の大台に乗った最初の年ということもあってか、国内にはどこかワクワク感をはらんだような空気が漂っている。

 何か新しいことに挑戦するならぜひ今年からであろう。本気で達成したい目標がある人は、ぜひ今年こそは、新年の抱負に挑戦してみてはいかがだろうか。