年末年始の帰郷で地元の友人に会う人も多い
年末年始の帰郷で地元の友人に会う人も多い(写真はイメージです)  Photo:PIXTA

年末年始に帰郷した人も多いだろう。20~30代の場合、地元の仲間と久しぶりに会う機会でもある。久々の再会を楽しめればいいのだが、離れている間に培ったそれぞれの価値観がすれ違うことも……。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

帰郷の折にちょっと友人と…
楽しいだけでは終わらない可能性

 地方出身者は年末年始に帰郷というイベントがある。

 実家の両親や親戚への挨拶が滞りなく済めば、人によっては旧友と久しぶりに会うこともあるであろう。年に1回でも数年に1回でも、気のおけない友人らと定期的に顔を合わせていれば会った瞬間から楽しい時間が始まるが、「10年ぶりに会う」などの長いブランクがある場合は要注意である。こちらは旧交を温めるつもりで赴いても、事が思惑通りに運ばない可能性がある。悪くすると不愉快な気分で会合を終えることになる。

 10年は人を変えるのに十分な厚みある時間である。現役で付き合いがあった友人時代の両者の関係性にもよるが、「昔は馬が合ったけれども再会時はしっくり来なかった」といったケースは、こちらとあちらの人となりや社会的立場の10年分の変化が、当時そのままに振る舞うことを両者に許さなかったから起こったのであろうと推測される。