料理宅配サービスの米グラブハブは自らの食習慣を変えようとしているようだ。株主は大いに歓迎しているが、リスクは全く顧みていない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は8日、グラブハブが戦略的選択肢の検討に着手しており、ライバルへの身売りや他社の買収につながる可能性があると報じた。マット・マロニー最高経営責任者(CEO)が株主向けの10ページにわたる書簡で競争の激しい米国の料理宅配市場に関する考えを示してから、まだ3カ月もたっていない。新規顧客は以前に比べ定着性が低くなり、全体的に成長が減速しているものの、同社はウーバーイーツやドアダッシュといった競合より優れたビジネスモデルを有するとマロニー氏は主張していた。