2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた10ベストモデル(日産デイズと三菱eKクロス/eKワゴンで1モデル)。左からダイハツ タント、トヨタ カローラ、メルセデス・ベンツAクラス、ジャガーIペイス、トヨタ RAV4、ジープ ラングラー、BMW 3シリーズ、マツダ マツダ3、ホンダN-WGN、日産デイズ、三菱eKクロス2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた10ベストモデル(日産デイズと三菱eKクロス/eKワゴンで1モデル)。左からダイハツ タント、トヨタ カローラ、メルセデス・ベンツAクラス、ジャガーIペイス、トヨタ RAV4、ジープ ラングラー、BMW 3シリーズ、マツダ マツダ3、ホンダN-WGN、日産デイズ、三菱eKクロス

 毎年、言われることではあるが、モデルチェンジサイクルやニューモデルのリリースのタイミングでその年のCOTYは大きく変化する。今年度は35台がノミネートされたが、その内、国産車は13台、残り22台が輸入車と数だけで見ると圧倒的に輸入車の方に勢いがある。参考までにその前年のCOTYでも27台がノミネートされたが、国産車は10台、輸入車は17台と傾向的にはそれほど変わらない。

 しかし選ばれた10ベストカーを見ると国産車は6台、輸入車は4台と国産車が比率的には逆転している。

2019-2020 COTYの特徴・傾向を解説

1.軽自動車が3台も選出された

 軽自動車に関しては「スモールモビリティ」という部門賞が設定されているが、10ベストに軽自動車が3台選ばれた事。正確に言えば、日産と三菱はそれぞれ別のクルマだが、開発を両社の合弁会社である「NMKV」が行うことで1台とカウントされている。日本が世界に誇れる独自の規格である軽自動車が堂々と「今年の10台」に選ばれたことは世界に発信する賞としても誇らしい。

2.SUV人気は変わらず高い

 COTYを受賞したトヨタ・RAV4を始め、ジャガー・i-PACE、ジープ・ラングラーなど3台が10ベスト入り。さらに言えば、この3台は全くコンセプトも中身も大きく異なる。特にi-PACEはピュアEV(電気自動車)でありながらスポーティなアピアランスを併せ持った新時代のSUVテイストをまとっている。時代が変わっても本格的オフロード性能を持ちながら進化を続けてきたジープとはほぼ真逆の立ち位置にいる点も面白い。

 ハード指向のオフローダーであるジープ ラングラーはエモーショナル部門を受賞。快適性を大きく向上させ、近代的になったことが高評価の理由だろう。価格は490万円~。