テスラPhoto:Reuters

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は資金調達など「理屈に合わない」と投資家に語っていたが、わずか2週間で考えを改めたようだ。テスラは13日、20億ドル(約2200億円)の新株発行計画を発表した。

 このタイミングで株式市場で資金調達するのはテスラの事業にとって好ましい行動だ。テスラによると、年初の手元資金は60億ドル超あったが、株価はその後に倍近くに値上がりしている。企業は必要に迫られて資金調達するのではなく、できるときにするべきだ。それにテスラの投資家は昔から、株式の希薄化を心配するようなタイプでは決してない。発表を受けてテスラ株は上昇した。