米フェイスブックはここ数週間、大統領選の民主党候補指名争いで優位に立つバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)を支持する不審なコンテンツを調査していた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。だが、信ぴょう性が疑われる投稿を巡り、ドナルド・トランプ大統領の支持者やロシアの工作員が関与しているとの主張を立証するには至らなかった。関係者によると、フェイスブックでは複数の幹部が最近、調査について報告を受けた。調査が続いているかどうかは明らかではない。フェイスブックの広報担当者、アンディ・ストーン氏によると、サンダース氏を支持する不審なコンテンツを巡り、外部の研究者の指摘を受けて調査した。同社は研究団体から定期的に報告を受けている。関係者によると、フェイスブックは政治的な偽情報が投稿されていないか積極的に監視しているものの、全ての内部調査が今回のように経営上層部まで報告されるわけではない。
サンダース氏支持の不審な投稿、フェイスブックが調査
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