ダイハツ・タフト・コンセプトダイハツ・タフト・コンセプト 2020年6月の発売を目指して開発中のKクロスオーバー メカニズムはダイハツの新クルマ作り技術DNGAを全面投入 エンジンはターボ(64ps)とNA(52ps)を設定

タフ&オールマイティFUNツール
Kクロスオーバーモデル

 東京オートサロン2020でワールドプレミアを飾ったタフト(TAFT)コンセプトは、2019年10月開催の東京モーターショー2019で公開されたコンセプトカー、WakuWaku(ワクワク)の発展型。2020年半ばの発売に向けて、開発が進むKクロスオーバーモデルだ。

 商品コンセプトは「タフ&オールマイティFUNツール」。SUVの力強い性能とハイトワゴンのユーティリティを兼備し、日常生活からアウトドアまでアクティブに使える新感覚のK規格ユーティリティカーを目指した。ライバルはスズキ・ハスラーや三菱eKクロスになるだろう。なお、タフトの車名は1974年から1984年にかけて、ダイハツのジープ・タイプの多目的4WD車に使われていた。ロッキーに続き、伝統の車名が復活した。

 新型タフトは、タントやライズと同様、ダイハツの新世代のクルマ作りの基本骨格となる技術、DNGA(ダイハツ・ニューグローバルアーキテクチャー)を全面採用する。

 エクステリアは、スクエア基調で骨太。ワイルドイメージのSUVルックでまとめた。フロント部はタフな印象の4本スリット入りメッキグリルと、やや吊り上がったようにアレンジした異形角型ヘッドランプ、厚みのあるバンパー&アンダーガードでオリジナリティあふれるマスクを演出する。