米大統領選に向けた民主党の指名候補争いの予備選・党員集会が集中した3日の「スーパーチューズデー」で、エリザベス・ウォーレン上院議員は地元マサチューセッツ州の予備選を制することができず、大きな痛手となった。  AP通信によると、開票率およそ62%の段階で、ジョー・バイデン前大統領が首位。ウォーレン氏は同州選出の上院議員として2度当選しているが、3日の予備選ではバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)に続く3位にとどまる見通し。  ウォーレン氏は地元を「必勝州」とは位置付けていないが、指名獲得を目指す候補者にとって、お膝元の支持を得られない状況は幸先の良い状態ではない。