連日、新型コロナ肺炎のニュースで持ちきりだ。テレビ番組やネット上では専門家が登場し、いろいろと解説してくれる。
専門家らしい発言だと感心する一方で、筆者があれっと思う発言もある。そのほか、マスコミ報道で気になることもある。
専門家の「発言」は影響力がある分、間違っていたりしたら、かえって不必要に不安や混乱を助長することにもなりかねない。
クルーズ船のウイルス検査
何が問題だった?
横浜港で検疫中だったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号内に臨時検疫官として入ったという岩田健太郎・神戸大教授が2月18日にYouTubeでアップしたものは、政府批判で強烈なインパクトがあった。
その動画は、関係者に迷惑をかけたとしてすでに削除されているが、筆者も思わず見入ってしまった。
その内容は「AERA dot.」が伝えている。