武漢に新設した新型肺炎病院では、患者の受け入れが始まった
武漢に新設した新型肺炎病院では、患者の受け入れが始まった Photo:Sipa USA/JIJI

新型肺炎が猛威を振るっている中国では、人々は家に閉じ込もり、ひたすらスマホをいじる生活を強いられている。そんな中、中国のSNSやネットメディアでは、やたらと日本を称賛するニュースやコメントが目立つ。そんな中国人の心情や本音とは。中国・上海出身で日本在住の筆者が考察してみた。(日中福祉プランニング代表 王 青)

ネット上にあふれる
日本を称賛する声

 新型肺炎は中国にとどまらず、世界への拡散の勢いが止まらない。感染者がどんどん増えつつあり、死亡者数も増加する一方である。

 中国では、旧正月(春節)の期間が終わっても、政府から休暇延期や在宅勤務などの通知が出て、人々は自宅に閉じ込もり、不安な日々を過ごしている。

 そのため、人々はスマホでSNSやネットサーフィンをして過ごしている。結果、SNSへのアクセスは劇的に増え、さまざまな情報が飛び交っている。

 その中でも、特に目を引くのが、日本を称賛する声。「日本、ありがとう!」とのコメントがあふれ、日本にまつわる美談が次から次へと拡散されているのだ。

 これは一体、どういうことだろうか。