米ジョンズ・ホプキンス大学の調査チームが9日明らかにしたところによると、新型コロナウイルス感染者の多くは感染から約5日間で症状が出始めている。これは感染者181人を対象にした調査で、世界で最も大規模なものとみられる。  今回の調査は、新型ウイルスに感染すると潜伏期間を経て発熱や咳(せき)、呼吸困難の症状が現れるという見方を裏付けるもので、感染した可能性のある人について14日間の隔離措置を推奨している現在の公衆衛生上の措置を後押しするものとなる。一部の州保健当局は、海外渡航歴のある人に対して14日間は自主的に隔離措置を取るよう推奨している。