米アマゾン・ドット・コムは、レジなしコンビニ「アマゾンゴー」のキャッシュレス技術での提携を目指し、米小売り大手の関心を集めようとしているが、今のところうまくいっていない。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、「アマゾンゴー」で使われている一部ソフトウエアを「デント」という組織を通じて利用できるようにしようとしている。関係者によると、デントはウォルマートやターゲットの複数の関係者と協議してきた。ウォルマートとターゲットに近い関係者によると、現在も協議は続いているが両社ともにこのキャッシュレス技術を導入する計画はない。一連の協議は、アマゾンが自社技術を他の小売店に売り込もうとする一方で、ウォルマートやターゲットなど小売店側も安価で速いネットワーク技術導入、自動化拡大による店舗近代化の推進などに興味を示していることを示している。
アマゾンのキャッシュレス技術、米小売り大手の関心得られず
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