――筆者のアリシア・フィンリーはWSJ論説委員 ***  米民主党は社会主義への道を歩み始めた。だがサウスカロライナ州で突然Uターンし、それ以来、猛スピードで引き返している。理由の1つはバーニー・サンダース上院議員を支持する若い有権者が同氏の期待に応えるほどの人数に達していないことだ。  確かに出口調査によると、サンダース氏は先週10日に行われたミシガン州予備選で30歳未満の有権者から74%の支持を得た。だが2016年の81%より低下している。この層が有権者全体に占める比率も19%から15%に低下。一方、今年のミシガン州では全有権者のうち45歳を超える層が63%を占めた。