店内に一歩足を踏み入れると、なんとBGMに「軍艦マーチ」が流れているではないか。もはやパチンコ店でも流していない軍艦マーチで気持ちを高揚させ、強気の買い物を促す作戦でもないだろう、なんて思いながら商品と価格をチェックしてみる。

都市部のスーパーでは
考えられない青果物の値付け

 まず目に飛び込んできたのが入り口付近の青果物の安さだ。大体都市部のスーパーでは128円が相場のサニーレタスが1袋40円、パセリが8円と都市部のスーパーでは考えられない値付けだ。大根やタマネギも当然ながら安い。

 軍艦マーチに背中を押され奥に入ると、壁に沿って精肉、鮮魚、総菜とスーパーの定番通りの陳列になっている。

 商品は最近の小ぎれいな食品スーパーと違って、段ボールをカットした陳列が目立つ。低コストでの運営が徹底されているのだろう。

 商品も皆が手に取って吟味する上、補充しても追いつかないためか、雑然としている売り場もあるほどだし、青果売り場などは次から次へと人が押し寄せ通路に立ち止まっているのが困難なほどだ。

 もちろん、精肉や鮮魚だって激安だが、商品を絞り込んだ単品大量の販売方法ではない。ちゃんと品ぞろえすべき商品はそろっている。

 豚肉の一例を挙げると、東北産豚カレー、シチュー用肉が266グラムで263円(税抜き)、豚スペアリブ肉100グラム当たり98円(同)だった。牛肉も銘柄牛の「前沢牛」などもそろっている。