新型コロナウイルスの感染拡大でカジノ施設が閉鎖され、多くの米国民が外出自粛となる中、オンラインカジノ産業が商機を見いだしている。オンラインカジノの業界団体「アイデベロップメント・アンド・エコノミック・アソシエ―ション」は各州に対し、カジノ施設の一時閉鎖に伴う減収を穴埋めするためインターネット上でのカジノを認めるよう求めている。オンラインカジノにはバーチャルなスロットやルーレット、ポーカーなどが含まれ、実際にお金を賭けて行う。同団体のロビイスト、ジョン・パッパス氏は、オンラインカジノは消費者にとって有益なエンターテインメントとなり、州政府にとっても税収が期待されると述べた。ラスベガスやニュージャージー州アトランティックシティーなど米国内のカジノ施設はほぼ全て閉鎖されており、大規模なレイオフや州税の急激な減少につながっている。