米連邦準備制度理事会(FRB)は23日、資産買い入れプログラムを大幅に強化すると発表した。買い入れ対象を特定の社債や地方債に拡大し、機能不全に陥りつつある信用市場を活性化させる狙いだ。連邦公開市場委員会(FOMC)はさらに、1週間前に承認した国債と住宅債権の買い上げを事実上、無制限にすると発表した。またFRBは今週、国債3750億ドル、住宅ローン証券2500億ドルを購入する計画を示した。FRBは政府支援機関の発行した商業用不動産担保証券(CMBC)の買い入れ再開も明らかにした。