「でも、習慣化するまで続ける自信がない」という人もいるかもしれません。たしかに、どうしてもある程度の時間はかかりますから、習慣化するまでに一定の努力は必要になってきます。でも、そこまでわかっているならば、ラクをするより楽しく続ける工夫をすればいいのです。「楽」ではなく、「楽しく」が大事です。

 まず第一歩は、自分の好きな洋楽や洋画をきっかけにするのがいいでしょう。それも、最初から30 分も1時間も英語に接するのが大変ならば、まず1日に15分だけと区切って音楽を聴いたり、映画を観たりするのです。

 このときに、最初からあまり無理はしないように。脳が疲れてしまっては、翌日からまたやろうという気が湧いてきません。むしろ、もう少しやりたいなと、名残惜しいくらいでやめるのがポイントです。脳がその続きを知りたがって、毎日続けることができるようになります。

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、その反対に、英語が上手になって聴き取りの力がついてくれば、自然と英語が好きになっていくものです。そこまでくれば、楽しく続けることができるようになるでしょう。

 勉強と思うからつらいのであって、趣味の一つと思えば楽しいもの。世の中にはいろいろな趣味がありますが、英語のリスニング、スピーキングを趣味にできれば、これほど強いものはありません。しかも、自分の力が向上したことを、はっきりと実感できる趣味なのです。

「何のために英語を学ぶのか」と考えたとき、必要に迫られたから、強制されたからといった受け身の姿勢ではなく、自分の人生を豊かにするために、自分が学びたくてやっているのだという積極的な姿勢に変わることが大切なのです。