多忙な経営者が実践する「サボりたくならない」小さな健康習慣
健康的な食生活を続けるコツとは? Photo:PIXTA

「健康でないと楽しめないし、やりたいことも、やるべきこともできない」

 今、この言葉に共感できる人は、多いかもしれません。

 今回インタビューさせていただいたのは、不動産や不動産投資、人材サービスを行う株式会社ディアライフの代表取締役社長・阿部幸広さん(52歳)。仕事に邁進してきた一部上場企業の創業者は、「人生でもっとも優先順位が高いものは?」との問いに「健康」と即答して、先の言葉を続けました。

1日2回の体重計測が日課
健康的な生活を作る小さなルーティン

阿部幸広
あべ・ゆきひろ/株式会社ディア・ライフ 代表取締役社長。1968年福岡生まれ。早稲田大学商学部卒業。1990年ニチメン株式会社(現 双日株式会社)に入社し、東京を中心とした不動産開発に従事。2004年ディア・ライフを創業、同社設立から2年9カ月という異例のスピードで東京証券取引所マザーズ市場へ上場、その後に東証一部へ市場変更。東京圏エリアの不動産の開発・売買等、不動産業界を中心に営業・事務系スタッフ派遣や業務サポート等を展開。

 阿部さんには、日々のルーティンとなっている健康習慣が多数あります。その一つ一つは決して難しいことではないのですが、それらが積み重なって、大きな力を発揮しています。
 
 たとえば、1日2回、朝晩に行う体重計測。もう長年続けていて、その日の運動量や水分量などから、ほぼ100g単位で自分の体重を予測できるほどだといいます。

 食事はというと、夜は会食が多いので、日中の食事は朝、昼、間食いずれも1日のトータルバランスを意識しています。

 朝はご飯、納豆、梅干し、ぬか漬け、豆乳ヨーグルト(チャーガパウダー、その時々の気になるパウダーやシロップなどをトッピング)、果物、マヌカハニー、煎茶…と和食スタイル。量としてはしっかり食べながらも、偏りがない、健康的なラインナップですよね。発酵食品が多いのは、母方のご実家が味噌屋さんを営んでいるから。規則正しい食生活も、小さい頃からの習慣だといいます。出社後の水分は、鉄分補給目的の鉄瓶で沸かした白湯と青汁でとっているそうです。
 
 昼食はお客様と一緒でない限り、会社で作っているお味噌汁(今は健康を意識して亜麻仁油をプラス)、ぬか漬け、コールドプレスジュース、緑茶、バナナなどをとります。お味噌汁は担当の社員の方が10人分ほどまとめて作っているそうです。出来上がりの時間を楽しみに待つ社員も多くいます。

「夜の会食では気にせず食べるようにしているけれど、年齢もあるので、炭水化物はとりすぎないようにしています」

 朝晩体重計に乗っているという阿部さんの体重・体形はずっと変わりません。それでも炭水化物を控えようと思うのは、「太るから」というよりも、「年相応の食べ方をした方がいいだろう」という感覚的な理由から。一方で、間食では「お菓子は自分へのご褒美」と好物のナッツ類、干し芋、芋けんぴなどを日本茶と一緒に適度に楽しんでいます。