米国では、新型コロナウイルス感染による死者数の急増に歯止めがかかっていない。ウイルス流行の中心地であるニューヨーク州と隣接するニュージャージー州の1日当たりの死者数は、再び過去最多に上った。  7日時点の米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国内の感染者数は約38万7000人。世界のいずれの国と比べても、倍以上の水準。死者数も1万2000人を超えた。  世界全体では、感染者数は140万人超、死者数は8万1000人以上となっている。  コロナ危機の震源地であるニューヨーク州は、6日の死者数が731人と、過去最多となった。