営業であれば、

・30歳代前半で営業所長に就く
・勤務先の全営業担当者の中でトップの販売実績をあげる

 などでもいい。

 これを実現するだけでも十分すごいことだし、その業界の中でも一目置かれる人材と評価されることだろう。

 中には

「就職活動の時に聞いていた話と違う、だまされた気がする」
「こんなはずではなかった」
「この会社は、そもそも希望していた就職先ではなかった」
「他の人と遜色ない程度に仕事をして、そこそこ稼いだら、次の会社を探そう」

 などと思っている方もおられるかもしれない。

就活中に集めた企業の情報は
「極めて狭い範囲」に過ぎない

 新卒の皆様がこのような思いを持つのは、実は極めて自然なことだ。

 皆様が学生のころ、ネットなどで調べた知識、インターンの経験やOB訪問で聞いた話などをまとめて面接などに臨んだことと思うが、その結果知り得たその企業に関する情報は、極めて狭い範囲の情報に過ぎない。

 大企業になればなるほど、その業務内容は多岐に渡る。

 就職活動中にそれらを全て知ることは難しい。

 さらには、人事の採用担当者が自社のことを正確に把握しきれていないということもある。

 だから、新卒の皆様が勤務先に対して「こんな話は聞いていない」と申し立てたとしても、

「それは君が知らなかっただけだ。君をだました覚えはない。君が勉強不足なだけじゃないのか?」

 と言われておしまいだ。

 それを聞いた人は

「やっぱりだまされた。こんなにも信義を欠く対応をされた。会社への忠誠心は下がった」

 と思うだろう。