米フェイスブック傘下の画像共有アプリ大手インスタグラムで、マスク販売詐欺とみられるアカウントや、安全上のリスクのあるマスクを販売するアカウントが増えている。独立系調査会社の報告書から明らかになった。フェイスブックは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)につけこむユーザーを取り締まっているが、苦戦していることが示された。調査担当者はマスクを販売するアカウントをここ数カ月で少なくとも1万0450個確認した。詐欺とみられるものがあったほか、ほとんどが安全性や価格について審査を受けていなかった。また取引にはアカウントのメインページか、投稿後24時間で削除される「ストーリーズ」などの機能が使われていた。