新型コロナウイルス,病院,不足
病院・医療施設の不足に悩む都道府県は? Photo:PIXTA

 新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、入院患者の増大による医療崩壊が差し迫っている。「コロナ疎開」と呼ばれる東京を脱出した人が地方に押し寄せる現象も起きており、都市部よりも病床数の少ない地方では、医療崩壊への危機感がより高まっている。

 特に、平時から病院・医療施設の不足に悩んでいる自治体であれば、その問題はより深刻だろう。安心して人々が暮らすためにも、病院・医療施設の充実は重要な課題だ。では、新型コロナウイルスの感染が拡大する前から、病院・医療施設の不足に悩んでいる住民が多い都道府県はどこなのだろうか。

 このランキングは、ブランド総合研究所が2019年に初めて行った住民視点で地域の課題を明らかにする『地域版SDGs調査』によるもの。それでは早速、47都道府県の住民に聞いた「病院・医療施設の不足に悩む都道府県ランキング」を見ていこう。

※アンケートはインターネットにて実施。1万5925人から回答を得た(一部を除き各都道府県から約340人)。調査時期は2019年7月12日~19日。住民の悩みとして挙げた48項目のうち「病院・医療施設の不足」に悩んでいると答えた人の割合からランキングを作成した。

1位~3位は東北の3県に
病院・医療施設の不足に悩む都道府県ランキング

「病院・医療施設の不足に悩む都道府県ランキング」1位は岩手県で、悩んでいる人の割合は7.3%となった。2位は青森県(7.2%)、3位には秋田県(7.0%)が続いた。「病院・医療施設の不足」に悩んでいる人の全国平均は3.5%であることから、この3県では平均の倍以上の住民が悩んでいることがわかる。

 一方、悩みが少ない都道府県については、同率45位(1.5%)が石川県と愛知県、そして47位は高知県(1.4%)となった。