米フロリダ州でソーシャルメディア(SNS)マーケティング会社98バック・ソーシャルを経営するクリス・ヒュエッター氏はこれまで従業員を監視する必要を全く感じなかった。広さ3000平方フィート(約278.7平方メートル)のオフィスにちらりと目をやり、彼らの様子を確認すれば十分だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がその考えを一変させた。3月に在宅勤務を開始して数週間後、ヒュエッター氏は始業時間をとっくに過ぎてからパソコンに向かうスタッフがいることに気づいたという。メッセージへの返信が遅れがちな者も出てきた。同氏はリモートワークにはあれこれ調整が必要なことを理解しているが、それでも不安になったと話す。
在宅勤務「ちゃんと働いているか」企業は監視ソフト
監視ストレスで疲弊も
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