仕事ができる人の鬼インプットPhoto:PIXTA

限られた時間で、最大限の知識を得るにはどうすればよいか。弁護士で著作も多い間川清氏の新刊書『仕事ができる人の鬼インプット』の中から、仕事、読書、勉強…あらゆる場面で役立つ究極のインプット術を紹介していく。今回お教えするインプット技術は、その名も「一点突破インプット術」。深い知識を学ばなくても、一つだけ知識を仕込んでおけば、相手に幅広く知識があるように思われ、一目置かれるという裏技だ。

特定分野に精通していると
思われると仕事でも有利

 仕事において、さまざまなジャンルに精通していると他人から思われることは、大きなビジネスチャンスにつながる。

 たとえば、営業職として仕事をしている人が、上司から「こいつは法律に詳しい」という印象を持たれた場合、人事部に異動して出世したり、取引先から「この人はマーケティングに詳しい」と思われた場合、コンサルティングを依頼されたりするかもしれない。

 もっとも、自分が普段から担当している仕事以外の分野について精通するというのは簡単なことではない。たくさんの知識をインプットしたり、経験を積んだりするなどの労力がいるからだ。

 そこで、少ないインプットの労力にもかかわらず、他人に「この人はこの分野に精通している」と思わせることができる裏技的なインプット術を紹介したい。

 このインプット術は、すでに引退しているが現役当時はタレントとしてトップの地位にいた芸人の島田紳助さんが紹介していたものだ。