投資家はソーシャルメディアで読むもの全てを信じるべきではない。さらに言うなら、ソーシャルメディアについての情報を逐一信じるべきではない。ツイッターの心強い1-3月期(第1四半期)決算を受け、このところ持ち直していた同社株は一時、一段高となった。実際には決算の内容はまちまちで、例えば「収益化できるユーザー」が増えた一方、収益化そのものは縮小した。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となる中、ツイッターは価値ある情報源であることを証明し、デイリーユーザー数は前年同期比24%増と大きく伸びた。その半面、売上高は前年同期の18%増から3%増に伸びが鈍化。これにより純損益は2017年7-9月期以来の赤字に転落した。
ツイッター赤字転落、広告勝負で敗れるか
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