米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの投資家は、ようやく状況を理解しつつあるかもしれない。同社が5日発表した1-3月期(第2四半期、3月28日まで)決算には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるダメージが現れていた。テーマパーク部門の売上高は前年同期比10%減の55億ドルとなった。それだけでも注目に値する。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、国内外のテーマパークの総売上高は少なくとも2010年から前年同期比ベースで減少していない。しかも国内のテーマパークは3月半ばまでは営業を続けていたのだ。
ディズニー、ハッピーエンドはまだ先
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