フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

2025年のカー・オブ・ザ・イヤー候補10台とは?

 こんにちは、AD高橋です。毎週月曜日の連載「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」のご愛読、ありがとうございます。いつもはフェルさんの記事の後に「後ヨタ」と称して関連するテキストを書いているのですが、今回は特別編ということで後ヨタだけ独立した記事としてお送りします。

 2025年12月4日、「今年の一台」を決める2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)の最終選考会が行われました。

 COTY受賞に向けて争う「10ベストカー」に選ばれたのは以下の通り。

■スズキ e ビターラ
■スバル フォレスター
■ダイハツ ムーヴ
■トヨタ クラウン(エステート)
■日産 リーフ
■ホンダ プレリュード
■BMW 2シリーズ グラン クーペ
■ヒョンデ インスタ―
■プジョー 3008
■フォルクスワーゲン ID.Buzz

 最終選考前にライター仲間と話をすると、今年はホンダ「プレリュード」とスバル「フォレスター」の一騎打ちになるだろうという声が多かったですね。私も結果が発表されるまでは、この2モデルの闘いの結果、プレリュードがCOTYを受賞するのではないかと予想していました。

 今年のCOTYは予想通り、ホンダ プレリュードとスバル フォレスターの一騎打ちになりました。水平対向エンジンと組み合わせたスバル独自のストロングハイブリッドを搭載した実用性の高いSUVであるフォレスターと、e:HEV(ハイブリッド車)となって24年ぶりにその名前が復活したスポーツモデルであるプレリュード。