――筆者のウォルター・ラッセル・ミードは「グローバルビュー」欄担当コラムニスト *** 新型コロナウイルスは、超悪者によって世界にばらまかれた、遺伝子操作された伝染病ではなさそうだ。だがこのウイルスが世界にもたらした甚大な影響は、そのような兵器がいかに効果的となり得るかを示している。必ず影響があるからだ。 われわれは現在のパンデミック(世界的大流行)について、騒がれているほどではないことを期待しているかもしれない。多くが恐れているよりも破壊力は弱く、経済的なコストも低い可能性がある。信頼できる治療も近いうちに利用できるようになるかもしれない。
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