――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   新型コロナウイルスの感染拡大は配車サービス業を直撃しているが、少なくとも今後の「修理」次第で、効率性を高め一段と持続可能な業界モデルが生まれるだろう。  昨年の新規株式公開(IPO)が期待外れに終わり、赤字体質の配車サービス企業は成長競争から収益性の競争へと軸足を移さざるを得なくなった。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)は業績目標を台無しにした一方で、おそらくこれまでに取り組んでしかるべきだった大胆なコスト削減措置の加速へと業界を追い込んでいる。