![マダガスカルに生息するワオキツネザル](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/650/img_7afb02c5f2c3bde14ee33df90468a430302903.jpg)
海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、世界の珍獣に出合えるスポット12選を紹介します。世界には動物を見られる場所がたくさんありますが、その地域でしか見られないレアな“珍獣”に出合いに行きませんか? 自然の宝庫マダガスカルから南米の熱帯雨林アマゾンまで、13のスポット別にご紹介します。まずは6スポットの8種類から。(文/グルーポ・ピコ 写真/iStock)
コモド島/Pulau Komodo(インドネシア)
![ふたつの海流が交じり合い、ダイビングスポットとしても人気がある](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/3/650/img_23d25b22a2450d6877168e68ffb7f55f228223.jpg)
インドネシア南部の小スンダ列島にある島で、周辺の島々を含む173平方キロメートルがコモド国立公園に登録されています。観光のメインは、島と同じ名前のコモドドラゴンのウオッチング。ガイドと一緒に島内を回りながらコモドドラゴンをはじめとする貴重な動植物を見るトレッキングが人気です。なお、2019年10月より、環境保護のためコモド島の入島人数が制限されています。
●コモドドラゴン/Komodo Dragon
![まるで恐竜のような見た目](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/650/img_8433d153061373e4e48f7c4168d5849c255150.jpg)
「ドラゴン」の異名を持つ巨大なトカゲ。正式名称はコモドオオトカゲと言い、大きい個体だと全長3mを超すことも。肉食で歯の間に毒を持っているため、安易に近づくことはできません。コモド国立公園には約3000匹が生息していますが、年々減少し続けており、絶滅危惧種に指定されています。