「夕食軽めダイエット」の正しい方法、誤解していると逆効果!? 「夕食は軽めにおにぎりだけ!」という方は、要注意です Photo:PIXTA

 夜食べすぎるのは良くないからと、夕食を軽めにしたり、抜いたりするダイエットに挑戦されている方も多くいらっしゃると思います。ただし、その日の朝食の内容や飲酒の有無によっては、ダイエットの成果や健康に影響を及ぼす可能性もあります。今回は「夕食軽めダイエット」で気を付けるべきこと、痩せたいときのポイントを整理していきましょう。

「夕食軽めダイエット」で気を付けるべき
3つのポイント

(1)ただ減らすだけはNG!
「夕食は軽めにおにぎり1つ、パン1つにしておこう!」という方は要注意です。このメニューでは糖質に偏ってしまって、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足してしまいます。寝ている間に、体内では記憶の整理や細胞の修復などが行われるため、夕食でこれらの栄養素をとっておく必要があります。食事量を軽めにする場合でも、おかずや副菜を食べることが大切です。

(2)朝食はしっかり食べる
 夕食を軽めにしたときに意識したいのが朝食をしっかり食べること。例えば夕食で主食を抜いた場合、朝食を食べないと、脳のエネルギー源が不足して頭がボーッとしたり、だるさやめまいなど低血糖の症状が出たりすることも…。朝食を食べる習慣がない場合は、昼食、夕食でバランスよく食べることを考えたいですね。

(3)間食が増えていないかチェック
 おなかがすいて間食が多くなってしまう方は、食事の量が足りていません。今一度食事量を見直す必要があります。おなかが鳴ったり、空腹感を感じることは大切なことですが、ダイエットの基本は食事です!間食はあくまでも、食事からとり切れない栄養を補うサポート的な役割と考えましょう。