コロナ太りしないための「家ごはん」7つのコツ周りの目がない在宅勤務、ついつい食べ過ぎていませんか? Photo:PIXTA

 コロナウイルスの影響で、在宅勤務になり、食事の内容が変わってきたという方も多いと思います。自宅で食事をとることが多くなることにはメリットもありますが、周りの目がないため、ついつい食べ過ぎてしまったり、偏った食事になっていたりしないでしょうか?

 今回は太りにくい「家ごはん」のコツや簡単な作り置きレシピなどをお伝えします。

今こそ見直したい!
「家ごはん」7つのコツ

 在宅勤務の今こそ、毎日の食事について見直すチャンスでもあります。太りにくい食事のコツを覚えていきましょう。

(1)ベジタブルファースト

 野菜から食べることで血糖値の上昇を緩やかにして、体に脂肪が付くのを防ぐことができます。いつでも野菜から食べられるように、野菜を使った常備菜や、レタスやミニトマトなどそのまま食べられるものをストックしておくといいですね!コンビニやスーパーのカット野菜や冷凍野菜を活用するのもおすすめです。

(2)主食は少なめに

 糖質は体を動かすエネルギー源になります。ごはんやパン、麺類は糖質が多いので、活動量が少なくなっていると、普段と同じ量を食べていても、使われなかった糖質が脂肪となって体に蓄積されてしまいます。普段よりも主食は少なめにしましょう。玄米や胚芽米、全粒粉パンなど未精製のものを選ぶと、糖質の代謝を促してくれるビタミンB1がとれるのでおすすめです。

(3)揚げ物は控えて和食中心に

 脂質は1g=9kcalと糖質、タンパク質よりも高カロリーです。消費カロリーが少なくなっている状態で脂質をたくさんとってしまっては、脂肪のもとになるだけです。揚げ物だけではなく、生クリームたっぷりの料理や菓子パンなども脂質が多いので要注意。和食中心にするだけでも脂質を減らすことができますよ。

(4)低脂肪のタンパク源を選ぶ

 タンパク質をしっかりとろうと思うと、脂質も増えてしまいがちです。タンパク質は肉ばかりでなく魚介類や卵、大豆製品も組み合わせてとるようにしましょう。特に夕食は食べたものがエネルギーに変わるチャンスが少ないので、低脂肪のものを選べると脂肪が付きにくくなります。

〈タンパク質が豊富なおすすめ食材〉
鶏むね肉、ささみ、赤身肉、豚もも肉、マグロ、サケ、貝類、豆腐、納豆、厚揚げ、卵など