ということは、「テレワーク営業」に対応できるかどうかで、今後生き残っていけるか、そうでないかが決まってくるのだ。

テレワークが普及すれば
「やっているフリ」はできない

 営業職は新時代を迎える。

 新時代を迎えると「昔はよかったものだ……」とノスタルジックな思いになるものである。営業職というのは「ノルマが厳しい」といった点もあるが、その半面、ある程度の自由な行動が許されていた。つまり、「やっているフリ」ができたということだ。

 例えば、「今日は3~4件クライアントを回ってきます」と言って外に出れば、あとはフリータイム。

 ちょっとだけ仕事をしてあとは好きなことをしてサボる。夕方になったら事務所に帰り、汗をぬぐいながら「いやぁ~今日はなかなか厳しかったです」と、上司に報告すれば何とかなったものだ。

 しかも、上司は根性論好きが多い。

 叱咤(しった)激励はあるものの、「結果」を出さなくても訪問さえしていれば「お前は頑張っているから」と擁護してもらえることもあった。

 この点だけを見れば「いい時代」だったといえる。

稼げる人はより稼ぎ
稼げない人はますます稼げなくなる

 テレワークになれば、そんな上司との関係は希薄になる。上司の「監視の目」がない分、サボろうと思えばどこまでもサボれる。極端な話、1カ月間ほぼサボっておいて「来月は行動量を増やして頑張ります!」とウソをついてもバレないのだ。

 ただ、そんなことをすれば、そう遠くないうちに、あなたの居場所が消えてなくなるのは言うまでもないが……。

 繰り返すが、営業新時代では「営業をしているフリ」などというのは「過去の産物」になる。