フィリピンの最大の歓楽街で
韓流化が加速

  フィリピン最大の歓楽街アンヘレス(クラーク)が韓流化したといわれて久しくたつ。しかもその流れは近年、さらに加速している。

「韓流化によってクラークの遊び方、文化そのものが変わった」と話すのは、18年前、著者にクラークの文化を教えてくれたS氏だ。S氏は古希を超えた最近でも毎年のようにクラークへ通っていたそうだが、ここ数年、訪問ペースが落ち、タイのパタヤへ“浮気”している。

ウォーキングストリート、クラーク国際空港から20分ほどと近い Photo by San Miguel Chikuzen(以下同)

 クラークはフィリピンの首都マニラの北85kmほどの場所にある街で、かつては米軍のクラーク基地があった。西側には、1991年に「20世紀最大の噴火」として日本でも報じられた、ピナツボ火山がそびえ立っている。

 クラークは、クラーク基地のお膝元として軍人向けに発展した。今ではタイのほうが有名だが、「ゴーゴーバー」発祥の地だったりもする。

 歓楽街は、クラーク国際空港まで続く直線の道に沿って広がる。もっともにぎやかなのは、フィールズ通りの入り口に位置するウォーキングストリートとなる。

 ウォーキングストリートから500m圏内に50~60軒のバーが密集する。さらにその先のプリメタと呼ばれるエリアにもローカルバーが点在する。