「ポリコレ」「トンポリ」「マンスプ」と言われて何のことかわかるだろうか。これらのカタカナ語が、ネット上の言論空間で使われるようになって久しい。今さら聞けないこれらの言葉について、しばらくは緩やかなステイホームが続きそうな今、おさらいしておきたい。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)
毎日誰かが何らかの議論で炎上している殺伐としたツイッター空間。どんな人をフォローしているかにもよるが、(1)ツイッターを毎日眺めている、(2)それなりに議論好き、の2点が揃えば、ここ4〜5年で頻繁に目にするようになったカタカナ語があることに気づくだろう。
一方でそうでない人からすると、「ポリコレ」だの「トンポリ」だの言われても、「パリコレ、ノンポリのタイポなのか?パリコレはそんなに議論を呼ぶ催しだったのか?」と思うばかり。
ネット議論に興味がなければ関係ないと思うかもしれないが、特定の事象の言語化とは便利なもので、概念を覚えておけば、リアルな生活で何か事件が起こった際の分析に有効である。
それでは早速レッツゴー。