心ないレビューに傷つく著者も多い(写真はイメージです)
心ないレビューに傷つく著者も多い(写真はイメージです) Photo:PIXTA

購入者側からすれば、忖度のないネット上でのレビューは大変参考になるものだ。しかし一方で著者側からすると、厳しすぎるレビューに「深刻に病む」という事態も。著者や編集者らに、匿名で思うところを聞いてみた。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

 同業の友人や知人と情報交換や飲み会をするときに、Amazonレビューなどのネット上のレビューサイトについての話は、あまり出たことがない。誰でも多かれ少なかれネット上での批評・批判には「痛い」思いをしており、積極的には語りたくないというのが正直なところなのではないかと思う。

 たまに、「こんなうれしいレビューを見つけた」とSNSなどでシェアしている著者を見かけることもあるが、これも「ネット上では心ないことを書き込まれることも多いけれど、たまにはこんなご褒美もあるね」ぐらいの気持ちでシェアしているのだろうと察せられる。

 もちろん中には、絶賛レビューばかりが並ぶ作品もあるのだが、そういった作品であればあったで、100件の絶賛より1件の批判が気になってしまうというのが作り手の心。

「☆1」レビューから受ける
精神的ダメージは甚大?

 まず今回、複数の著者に話を聞いてみたところ「積極的にレビューを見に行くことはしない」と答えた人が3割程度いたことをお伝えしておきたい。