関関同立の割安感もあと2~3年か?
また、入試問題の難易度から検証しても、関関同立の問題はかなり易しい傾向で、ほぼ教科書レベルといえます。正直なところ、関西在住で大学付属校を志望している方にとっては、大手進学塾での難関進学校向けの勉強はまったく意味がないといえましょう。
関西でも同様、大学付属校の入試問題に合わせた効率的で、効果的な学習をした方が合格への近道です。
しかし、このような関関同立の割安感もあと2~3年かもしれません。関東の大学付属校はすでに、大学の定員厳格化と入試改革の不透明さによる不安から、大きく人気を伸ばしています。そのため、倍率や偏差値も上がってきています。この傾向は関西の付属校にも遅れてやってくるものと考えられます。つまり、関関同立の付属校の割安感もそう長くは続かないものと思います。言い換えれば、今が最後のチャンスかもしれません。